製品の特徴

ＫＡ式炭酸ガス中和装置は、自吸式気液混合機「カーヴァスエアレーター」特有の微細気泡と通気撹拌力を用いてアルカリ性排水と炭酸ガスを反応させることで、従来の装置と比べて高い反応効率を実現。瞬時に反応が終了するため負荷変動に対する追従性に優れ、短い処理時間でも処理が安定します。省スペースで大量の排水を処理し、また、目詰まりしにくい構造なので維持管理が容易なため、薬剤使用を含めたトータルコストの削減が可能になります。

処理フロー

特長

①反応効率が高く、薬剤使用量が少ない（ランニングコストの削減）

②処理時間が短く、装置がコンパクト

③中和剤に炭酸ガスを用いることで、過剰注入によるｐＨの異常低下が起こらない

④硫酸中和と比べ、薬剤の取扱いが容易かつ安全

⑤炭酸ガス供給量を排水に合わせて自動調整（ＰＩＤ制御）することで、安全かつ信頼性の高い処理が可能

⑥硫酸と比べて容易に放流範囲内にｐＨを制御できるので、操作が簡単かつ自動運転が可能

⑦ｐＨ１２以上の排水でも、炭酸ガスだけで中和が可能

⑧カルシウム系排水で使用しても、長期間にわたって目詰まりが起こらない

導入のメリット

①安全な処理

②ランニングコストの削減

③目詰まりによるトラブルの解消　

従来型中和装置との比較